日本語教師研修

日本語教師研修制度について

達磨会はだるま塾の活動であるブラジル日本語教師研修制度を運営・支援しています。

ブラジル日本語教師研修制度について詳細は以下ホームページを参照ください。

だるま塾研修生募集ページへ

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だるま塾研修生へ向けて 

だるま塾研修生へ向けて

 だるま会がブラジル生活体験を希望する方々への機会を提供する事業目的について。


まず先進国(日本)の若者たちが、先進国であるが故に見失っているものが多い様に常々思っている。音楽を例に挙げれば自分が五線の中で生活していながら、如何なる音を発しているのか、その音が五線の中でいかなる存在なのかを見失っていることである。それは危険を伴った生活といえるのだが・・・。


 ここで一度日本という五線に組み込まれた環境から抜け出したところの視点で客観的に五線内の自分の存在をみつめなおしてみては如何なものか。つまり異境の地で異文化に触れ、日本をそして自分をみつめなおしてみたらと思う。ただ異境といっても先進国より後進性(途上国)を持った国のほうがより明確に日本そして自分自身の再発見につながると思う。そしてそのことが、帰日後の生活に存在感のある音となって生活にリズミカルな響きをもたらせるのではないか。

 つまりこの事業は若い諸氏がブラジルでの生活体験を糧にして、さらに成長して行くため何らかに手助けで役立つことができればと願って設けたものである。
                   

二〇〇八年八月塾長 森脇礼之

心構え

ブラジルでの生活について認識しておくべきこと

一、異文化社会の中で日本の生活の延長線上に自分をおきたくなるのは無理もないが、仮にそうであれば生活が成り立たなくなり、そのため不平不満に振り回されることになる。折角のブラジル生活で日本や自分の再発見につながらないことになるし、日本で期待したものから一層遠のくことになりブラジル生活は無意味なものとなる。まずは「郷に入っては郷に従え」。

二、何事にも常に自分を鍛える対象としてとらえる姿勢で取り組むこと。日本での未経験なことにぶつかり、不満に思うことも精神的苦痛を覚えるといったことが多くあると思うが、先述の指定で取り組まない限りそれらが貴重なものとはならない。ただ不平不満のブラジル生活で終わる。

三、ブラジルは歴史の浅い国である。それが何を意味しているのかを考えること。

四、ブラジルは多種民族の構成で成り立っている国で、今日統合の途上にある。

二〇〇八年八月塾長 森脇礼之

概要

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